羊と鋼の森
リトミックとピアノを教えています。
Eリトミックピアノ スリアンの平井です。
毎日毎日、
サウナに入っているかのように暑いですね。
外にいると息苦しいほどですが、
さらに暑い場所へ、先日遊びに行ってきました(笑)
5年ぶりに気温40度に達した岐阜県多治見にある、
モザイクタイルミュージアム。
ジブリに出てきそうな建物でしょ?
タイルで作られた絵がたくさんあります。
芸術的です。
こんなキラキラスポットも★
空の青さとカラフルなタイルが綺麗でした。
インスタ映え〜(笑)
レッスンではブラウス+パンツを制服化してますが、
普段はスカートも履きますよ(笑)
今日から夏休みの子どもたちも多いと思います。
体験もできるようなので、自由研究にも使えそう…?!
お母様方、こんなおしゃれカフェも割と近くにあります♡
良かったらお出掛けしてみてください。
詳しく知りたい方はお声かけ下さいね。
♩
久し振りに本のことを書きます。
本といっても
少し前の小説で恐縮ですが…
「羊と鋼の森」
読まれた方はご存知だと思いますが、
ピアノ調律師の物語です。
調律師のお仕事について
知ることができ、勉強になりました。
美しい森の景色が浮かんでくるような
繊細で綺麗な小説です。
帯にでっかく
「映画化!」
と書かれていますが、映画も拝見しました。
久石譲さんが作曲、
辻井伸行さんが演奏された
エンディング曲も素敵でした♡
ピアノといえば、
ピアノを弾くピアニストが
目立つ存在だと思いますが、
その音は
調律師さんがいてくれてこそなんだなと
改めて思いました。
ピアノは全部で88鍵。
全ての音を
一音一音合わせていく…
その集中力って計り知れません。
みなさんはピアノの音に対して
・軽い
・重い
・やわらかい
・固い …など
と、感じたことはありますか?
私は調律師さんに
「◯◯な音にしてください」
と注文できるほど
こだわりはありませんが、
言っている意味は分かります。
音そのものの深さを知ることができます。
映画は名古屋でしたら
来週まで公開されているようです。
ピアノが好きなお子様も
一緒にご覧いただける内容だと思います。
♩
この小説・映画を観て、
教室のピアノが気になりました。
思い立ったらすぐ行動!
一緒に映画を観た母にその日のうちに相談!(笑)
母のピアノ教室時代からお世話になっている
ベテランの調律師さんにお願いし、
調律していただきました。
少しの時間、見学させていただきました。
普段は見られないピアノの内側です。
「八十八の鍵盤があり、
それぞれに一本から三本の弦が張られている。
鋼の弦はびんとまっすぐに伸び、
それを打つハンマーがまるで
キタコブシの蕾のように揃って
準備されているのを見るたびに、
背筋がすっと伸びた。
調和のとれた森は美しい。」
…小説から一部抜粋しました。
確かにピアノって美しいなと思いました。
そして
調律していただいたあとの音は
全然違いました!
目立ったトラブルもなかったので、
気付かなかったのですが、
今までの音は
モコモコして濁った音だったんだな…と。
一つ一つの音が、
大幅にズレている訳ではないのですが、
その音が重なるとズレて聴こえるそうです。
スッキリして澄んだ綺麗な音になりました★
タッチも変わって弾きやすくなりました。
気づいてくれた生徒さんはいたかな?
ピアノとその音を大事にしたい
そして
ピアノを支えてくれている
調律師さんに感謝したいと思う出来事でした。